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5日午前、高麗(コリョ)航空便で北京に到着した、女子柔道57キロ級の優勝候補のケ・スンヒは、取材陣の質問攻勢に戸惑いながらも、すぐに笑顔を取り戻した。ケ・スンヒは以前、朝鮮総連の機関紙、朝鮮新報とのインタビューに「金メダルを取る確率が99%」と応じ、自信を表していた。96年、アトランタ五輪で優勝したケ・スンヒは階級を上げた後、シドニーとアテネではそれぞれ銅と銀メダルに終わった。しかし世界選手権では4大会連続優勝を果たすなど実力は色あせていないと評価されている。
北朝鮮の関係者も「実際に試合をしてみないとわからないが、ケ・スンヒ選手が優勝する可能性が高い」と自信を見せている。歴代で最大規模の136人の選手団(選手63人)を派遣している北朝鮮は10個以上のメダルを獲得し、92年のバルセロナ(金4、銅5)を超えることを目標としている。
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