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泰安近海はイカの「当たり年」

今年の西海岸の泰安(テアン)近海はイカの「当たり年」となった。

5日、瑞山(ソサン)水産協同組合の安興(アンフン)共同卸売水産市場で取引されたイカは、生きイカ2万4000匹、冷凍10万2000杯など、12万6000匹に達した。瑞山(ソサン)水産協同組合、安興卸売水産市場のパク・ビョンヒョク競売員(36)は「イカは6月まで東海(トンへ、日本名・日本海)で主に獲れるが、南海岸をたどり西海へと上ってくる」と話した。

この日のせりでは、縦基準で体長40~50センチの大きさの生きイカは、1匹あたり2500~3500ウォン(約260~370円)で、冷凍ものは20杯が1箱2万1000~2万3500ウォン(約2240円~2500円)で取り引きされた。価格は昨年より10%以上、上昇した。この日、卸売市場には、首都圏や忠清道から買い付けにきた仲買人や販売人の活魚運搬車20台が列をなしていた。イカは休暇シーズンを迎え、泰安に避暑に来た美食家たちからも根強い支持を得ている。市場で1匹当たり4000~5000ウォン(約430円~530円)で購入できる。肉厚もあり、大きさもかなりあるので、3~4人家族が食べるには十分な量だ。

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