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中国新疆ウイグル爆弾事件…チベットに警察増強

新疆ウイグル自治区で4日、爆弾テロが発生した。

チベット(西蔵)の消息筋によると「首都であるラサの街に突然、警察と兵力が増加している」と伝えた。中国公安当局が緊急にチベットの動向を再確認し始めたのだ。それほど、公安の対応は速かった。チベットでは新疆での動きに同調し、爆弾テロが発生する可能性が非常に高いからだ。

チベットは8万人が亡くなった5月12日の四川大地震の発生直前まで、流血を伴うデモが頻繁に発生しており、中国公安の手を焼いていた地域だ。しかし、チベットの亡命政府を率いているダライラマと北京当局は先月初めに、直接交渉を試みた。両者の代表が非公開会見を行い、チベット亡命政府は北京五輪を支持するという立場を中国政府に伝えた。これにより、五輪開催間には最低限、チベット問題が大きく浮上することはないという見方が圧倒的だった。


しかし状況が変わった。ウイグルの爆弾テロ事件が、チベット亡命政府の平和的路線を拒否している若年層と一部の僧侶の抵抗精神を、再び刺激する可能性が高まったのだ。

中国の公安は遅れて事態の深刻さに気づき、チベット地域に対する一斉点検に着手した。現地の消息筋は「まだチベット全体は非常に穏やかだ」と伝えたが、主な寺院と僧侶に対する監視と通信傍受が強化されたことも同時に伝えている。



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