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ブッシュ大統領、ほぼ全日程をMBとともに

李明博(イ・ミョンバク)大統領とブッシュ米大統領がソウルで3回目の首脳会談を行う。

5日夜遅くソウル入りするブッシュ大統領は6日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で首脳会談、共同会見、両首脳夫妻が出席する昼食に臨み、在韓米軍司令部を訪問した後、タイへ向かう。

ブッシュ大統領の訪韓は就任以降3回目だ。同大統領は▽02年金大中(キム・デジュン)前大統領との会談▽05年釜山(プサン)アジア・太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議--に出席するために訪韓している。


今回の訪韓は李大統領が4月に訪米したことへの答礼訪問となる。李大統領がワシントンを訪れた4月以降の4カ月間、ソウルでは重大な懸案が相次いで浮上した。米国産牛肉輸入再開によるろうそくデモと北朝鮮南東部・金剛山(クムガンサン)で発生した韓国人女性観光客射殺事件、独島(トクト、日本名・竹島)領有権問題などだ。

今会談ではこうした諸懸案が議題となる。青瓦台当局者は「牛肉問題をめぐる波紋や独島問題などを見極め、今年残っている期間にすべきことについて協議することになるだろう」とし「独島問題は会談の際、適切なコメントが出てくると期待している」と述べた。

この当局者は「特に両首脳は金剛山観光客射殺事件の円満な解決に向けた協力策について話しあうだろう」と伝えた。今回開かれる3回目の韓米首脳会談は異例にも4カ月ぶりに再開するものだ。それだけに両首脳の友誼と強力な韓米関係をアピールするイベントと議題が用意されてある。

ブッシュ大統領は韓国に滞在する期間中にほぼすべての日程を李大統領とともにするという。両首脳は個人的な親密関係をもとに、韓米同盟から北核問題、北東アジアの情勢にわたって多様な意見を交わした後、共同声明を発表する。

共同声明には、韓米同盟の未来志向的な発展策に関する大きな枠組みが盛り込まれる予定だ。ただ「21世紀戦略的なパートナーシップ」を具体的に発展させる韓米同盟の未来ビジョンは今後の協議を経て発表することにしている。米大統領選が終わり、新政府が発足した後に輪郭が決まるものとみられる。

▽韓米自由貿易協定(FTA)の早期批准▽韓国人の米国ビザ(査証)免除プログラムへの加入▽韓国人大学生の米就職研修プログラムの実施--などについても話しあう。

青瓦台当局者は「李大統領が、イラク・アフガニスタンの復興支援に韓国政府も寄与したいという意向を表明すると聞いている」とし「ただイラクやアフガニスタンへの派兵問題には触れないだろう」と述べた。



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