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韓国国内女子プロゴルフ申智愛(シン・ジエ、ハイマート)が世界の頂上に上り詰めた。
4日未明、英国のロンドン近隣のサニングデールGC(パー72)で行われた全英リコー女子オープンで申智愛(シン・ジエ)が最終合計18アンダーで優勝した。申智愛は米国LPGAツアー初勝利をメジャーで飾る快挙を達成した。
12アンダーで1位の不動裕理(32)に1打差の2位で最終ラウンドをスタートした申智愛は最終日、6アンダーを一挙に叩き出し、逆転優勝を成し遂げた。チャンピオン組で対決を繰り広げた韓国のプライド申智愛と、日本で44勝をおさめたベテラン不動との対決は申智愛の圧勝に終わった。世界ランキングは申智愛が10位、不動が22位だ。
申智愛は今年、日本ツアーで優勝し、米国ツアーとヨーロッパツアー大会を兼ねた全英女子オープンでも優勝を成し遂げ、韓国、日本、米国、ヨーロッパのツアーカードをすべて手にした。申智愛は米国ツアーに進出することが予想されている。今回の試合では韓国のチ・ウンヒをはじめ、日本の宮里藍、不動裕理、台湾のヤニ・ツェンが上位に入った。最近、メジャー大会3大会の優勝者はすべてアジアの選手だ。アニカ・ソレンスタムとロレーナ・オチョアが不調な5月以降、女子ゴルフ界の中心は完全にアジア勢の独擅場になっている。ソレンスタムは「韓国ツアーに参加すれば、凄い選手が大勢いるということを思い知らされる」と話した。現在、20歳の“パク・セリチルドレン”がその中心であり、申智愛はその中でも群を抜いた才能を発揮している。
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