慶尚北道鬱陵郡（キョンサンブクド・ウルルングン）は独島（トクト、日本名・竹島）の道路名を、国民全体を対象に公募し、独島が韓国の領土であることを世界にアピールすると３日、発表した。独島には東島（トンド）の場合、船着き場から独島警備隊に続く坂道が、西島（ソド）には住民であるキム・ソンドさんが暮らしている漁民宿舎に続く小さな道がある。

鬱陵郡は独島の道路名を８月中の１５日間にわたって、慶北（キョンブク）道庁と鬱陵郡庁のインターネットホームページを通じ、５つの道路名の中から１つを選択する投票形式での公募を計画している。鬱陵郡は▽東島＝独島東島道、西島＝独島西島道▽東島＝独島１道、西島＝独島２道▽東島＝独島東道、西島＝独島西道▽東島＝洪淳七（ホン・スンチル）の道、西島＝ 崔鍾徳（チェ・ジョンドク）の道▽東島＝異斯夫（イサブ）の道、西島＝安龍福（アン・ヨンボク）の道－－など５案を提示した。

洪淳七の道は、韓国戦争（１９５０－１９５３）の混乱期に日本が独島を奪おうとするや、独島義勇守備隊を組織した 洪淳七大将に因んだものだ。 崔鍾徳の道は、独島に初めて上陸し、住所を移して独島に暮らし、西島に家を建てて、谷間に階段を作った 崔鍾徳氏を称えるために名付けられた。