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福田首相は先月、北海道の洞爺湖で開催された北海道・洞爺湖サミットで地球温暖化問題に焦点を当てることに成功したという評価を受けている。今回の機会に気候変化対策を実践し、“環境首相”のイメージを固めようという態勢だ。
朝日新聞(3日付)によると、福田首相は当初利用する予定だった450人乗りの政府専用機(ボーイング747-400)の代わりに、航空自衛隊U4多用途支援機(19人乗り)を利用し、日本と中国を往復することにした。
このため、航空自衛隊が先月31日にU4多用途支援機を利用し、埼玉県の入間基地から北京空港を飛行するなど、事前に実地調査を行った。今までの歴代首相は9回、U4多用途支援機に搭乗したことはあるが、そのほとんどが国内災害地域の視察に利用した。
福田首相は8日夜に五輪開幕式直前に北京入りし、開幕式を観覧した後、翌日の早朝に北京を発ち、9日午前に長崎で開催される平和記念式典に出席する予定だ。
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