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とどまるところを知らない消費者物価、9年7カ月ぶりの高値

 先月、消費者物価が9年7カ月ぶりに最大幅で上がった。

5月に黒字を出した貿易収支は、6月にまた赤字になった後、7月にはその赤字幅が大きくなった。上がる国際エネルギー・原資材価格が主な原因だ。

統計庁が1日発表した「7月消費者物価動向」によると消費者物価は昨年7月より5.9%上がった。1998年11月(6.8%)以後、最大幅だ。食料品など日常生活でよく購入する152品目で構成された生活物価指数も7.1%はね上がった。生活物価指数上昇率は7年前の2001年5月以後、最高値だ。物価の上昇はガソリン(24.8%)、軽油(51.2%)、灯油(65.8%)などの石油製品が主導した。小麦粉(89.6%)、たまねぎ(43.6%)、豚肉(25.4%)も上がった。


政府が価格を集中管理する主要生活必需品52品目の中で、先月に比べて上がった品目が26 あった。10品目は下落し、16品目は変動がなかった。統計庁ソン・サンホン物価統計課長は「先月中旬まで石油価格の上昇が長く続いたうえに個人サービス料金が上がったほか、畜産物の価格もはね上がり、物価が大きく上がった」と話した。

一方、貿易収支は先月16億2000万ドルの赤字を出した。輸出は414億ドルで前年同月より37.1%増えるなど増加している。

しかし輸入が大きく増えたのが問題だった。輸入は430億ドルを記録し、47.3%も増えた。原油・ガスなどエネルギー価格と鉄鋼製品など原資材価格がはね上がったせいだ。原油輸入額は93億ドルで81%増加した。

輸出では船舶、石油製品、鉄鋼が好調を見せた。船舶輸出額は179%増えたほか、石油製品(155%)と鉄鋼(74%)輸出額も大きく増えた。



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