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福祉部「黄禹錫研究」不許可決定

「責任者として信頼性に問題」…支持者たち反発

政府が黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大元教授の研究復帰を承認しないことに決めた。

研究責任者としての信頼性と資格を問題視したのだ。


保健福祉家族部は1日、担当生命工学研究院が黄禹錫博士を研究責任者として提出した「治療目的の体細胞核移植技術を利用した人間ES細胞株樹立に関する研究」を承認しないことにしたと明らかにした。

研究院は昨年12月に廃棄処分予定の卵子を利用して体細胞核移植の方法でクローン胚のES細胞研究をすると承認を要請した。

福祉部は今年の4月「黄禹錫博士に対する裁判が進行中の状況で決めにくい」とし、決定を延ばしてきた。しかし今回は黄博士が2005年体細胞クローン胚研究をしながら社会的に論議を呼んだ点と卵子不法売買などで裁判が進行されているという点を反映し“承認不可”決定をした。

福祉部クォン・ヨンヒョン保健産業政策局長は「研究責任者としての資格にふさわしくないという国家生命倫理審理委員会の審議結果を尊重した」とし「ES細胞確立にはさまざまな方法があるので、今度の決定が珍病患者の希望を絶つものではない」と説明した。

学界は政府決定を冷静に受け入れた。カトリック大学機能性細胞治療研究所のオ・イルファン所長は「黄博士チームの核置換法より効果的な逆分化技術を使うのが世界的にも大勢を占めている」とし「黄博士がもつ技術に対する切迫性や依存度は大きく減った」と話した。

キム・ドンウク細胞応用研究事業長も「昨年、国際幹細胞学会で発表された国内論文数が世界3位だ」とし「多数の国内研究チームが世界的に競争力のある幹細胞研究を活発に行っている」と述べた。

黄博士側は公式見解を明らかにしなかったが、支持者たちは強く抗議している。支持者30人は非承認決定が伝えられた先月31日夜、福祉部庁舍に乱入して担当職員に暴行をはたらき、脅かすなど決定の変更を要求し、警察によって強制解散させられた。



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