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キム・ジャンフン、今度は“独島・論文プロジェクト”に寄付



「独島(トクト、日本名・竹島)は一見苦痛のように見えるが、結局は幸せが待っている所だ。私の人生はこのところ歌と海で埋められている」。

歌手キム・ジャンフンが31日午後8時、ソウル鐘路区大学路(チョンノグ・テハンロ)のライブ劇場で行われた「VANK夢コンサート」で独島への愛を歌った。


サイバー外交使節団「VANK(バンク)」が主催した今回のコンサートに無料で単独出演したキム・ジャンフンは、今後、海外で北東アジアの領土紛争と歪曲(わいきょく)された韓国史を正しく伝える役割を担った留学生200人を招待し、独島への深い愛情を説いた。

特にキム・ジャンフンは独島問題を正しく認識させるためには感情的な対応を控え、ひとまず独島についてきちんと知らせるべきだと強調した。それとともに今後、寄付を活性化すると話した。

キム・ジャンフンが計画しているのは「ワールド論文フェスティバル」。これは、独島など歴史問題を研究する学者だけでなく、民間の歴史学者、外国人大学生にまで関連論文を発表できる場を提供し、後援するプログラムだ。キム・ジャンフンは「少なくて50億ウォン(約5億円)から多くて100億ウォンまで投入されるプログラムで、毎年開催する考えだ」とした。

またキム・ジャンフンは「資金をどうやって作るのかと言われることもあるが、最近、1度のコンサートでもかなりのギャラをもらっている」とし「私が年に200回ほどコンサートをすれば、その程度は稼ぐことができるのでは」と語り、拍手を受けた。

最近、米紙ニューヨークタイムズに自費で独島関連広告を載せたキム・ジャンフンは、2回目の広告計画があるかという質問には慎重な態度を取った。キム・ジャンフンは再度広告を掲載できるという可能性を示しながらも「広告の掲載は一次的な対応といえる」とし、時期をよく見て決めたいと述べた。



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