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日本の読売ジャイアンツ所属の李承燁(イ・スンヨプ、32)が帰ってきた。 北京五輪野球代表チームに合流するため金浦(キンポ)空港に到着した李承燁は30日、「プロは成績で語る。 成績を出せず1軍でプレーすることができなかったが、まだ終わったわけではない。 今回の五輪をきっかけに実力を立証してみせる」と明らかにした。
グレーのTシャツとジーンズ姿で帰国した李承燁は「今年は思い通りにならず気持ちが楽ではなかった。 最終エントリーが発表される時に1軍でやっていれば代表チームへの合流をためらっていただろうが、2軍にいたので負担が少なかった。 良くないことは忘れ、必ずメダルを獲得できるよう最善を尽くす」と述べた。
「今度いつまた国家代表に参加できるか分からない。 常に最後だという気持ちでやっている。 今は00年シドニー五輪当時よりも調子がよい。 心身ともに上向いている」。
李承燁はまた代表チームの同僚に対する信頼も表した。 「韓国チームは兵役問題を解決していない後輩を含め、みんなが一つになって最善を尽くすので、他のチームよりもチームワークがよい。 日本野球と日本選手について知っていることを共有し、できる限り力になりたい」。
李承燁は「自分で満足できるほど調子は回復している」と明らかにした。 2軍行きから102日が過ぎた今月24日に1軍に復帰し、その後も代打で出場するなど不名誉なこともあったが、現在は体と気持ちがともに正常軌道に乗ったということだ。
李承燁は「2軍行きは自分の実力が足りなかったから。 指とひざが良くなかったため、2軍生活の初期は練習量を減らしてマッサージと治療を併行した。 2軍試合で実戦感覚を高めていき、7月に入って調子を取り戻した」とし「シーズン初期の負傷でストレスを受けたが、今からでも遅くはないと考えている。 打撃でも調子が戻ったので、五輪では良い結果を出せると思う」と語った。
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