イ・ナヨンが主演したキム・ギドク監督の映画『悲夢』が６５回ベネチア映画祭にノミネートされなかった。

ベネチア映画祭事務局は、最近コンペ部門の招請作２１編を発表した。米国のダーレン･アロノフスキー監督の『ザ・レスラー』を含め女性監督キャスリン・ビグロー氏の『ザ・ハートロッカー』、北野武監督の『アキレスと亀』、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』などが入った。


コンペ部門に３編進出した日本映画の躍進が目立つ。開幕作はコーエン兄弟の『バーンアフターリーディング』に決まり、非コンペ部門には２０本の映画が招待された。

イ・ナヨンとオダギリジョーが出演した『悲夢』は今年、ベネチア映画祭進出を念頭に置いて制作されたが、韓日公開にとどまりそうだ。『悲夢』ともに期待を集めた『あなたは遠い所に』もベネチア映画祭の招待状を受けとることはできなかった。

今年ベネチア映画祭は８月２７日から９月６日までイタリア・リド島で１１日間開催される。