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“ろうそく訴訟”後、脅迫電話の嵐…ソウル光化門周辺の店

光化門の商人ら恐怖におののく

狂牛病対策会議を相手取り、ろうそくデモによる損害賠償訴訟を求めた光化門(クァンファムン)一帯の商店に“電話テロ”が続いている。

25日から狂牛病対策会議のホームページには、訴訟を起こした商人たちの実名が公開された。脅迫電話はこの日の昼を境に急増している。


Aさんは「電話がたくさんかかってくるが、怖くて取れない。昼食の時間なので予約の電話もあるはずだが、どうすればいいのか」と訴えた。光化門、鍾路(チョンノ)、三清洞(サムチョンドン)一帯の商店はろうそくデモにより、大被害を受けた。Aさんもこの3カ月間の売り上げが昨年に比べ、半分にしかならない。店をリモデルリングするために、昨年末に2000万ウォン(約214万7千円)を借りたが、借金も返せない状況だ。店員2人も解雇した。Aさんは対策会議を相手取った損害賠償訴訟の署名に参加した。

訴訟とは関係なく、光化門と三清洞の食堂に無作為に電話をかけて、脅迫する事件も起こっている。Aさんの店の近くにある食堂に男が電話をかけ、「予約を取り消したい」と脅迫した。

光化門の近くで20年間カフェを経営してきたBさんも、脅迫電話に苦しめられている。「お宅とはもう手を切る。せいぜいうまくやるんだな」と言ったという。世宗路(セジョンノ)で大型飲食店を経営しているCさんは「売り上げが半分に落ち込み、店員を3分の1に減らした。店員はみな失業者になってしまった」と話している。Cさんは「社長の名前がキム某、イ某だとわかれば(ネチズンが)名簿に載っているすべてのキム氏、イ氏の社長に電話してくるだろう。絶対に身分を明かさないでくれ」と要請した。

北倉洞(プグチャンドン)で飲食店を営んでいるDさんは「刑事訴訟でも起こしたい」とし、怒りを表した。「“店を潰してやる”という文がいくつも書き込まれていた。妻は具合が悪くなって寝込んでしまった。もはや一国の国民ではない。まるで敵と味方のようだ。賠償してもらおうというのではなく、庶民のことを考えて、デモは止めようと言っただけなのに、どうしてこんなことになるのか」



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