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「KBS、今年1000億ウォン超の赤字も」

 KBS(韓国放送公社)の今年の赤字額が過去最大の1000億ウォン(約100億円)台になるという見方が出てきている。

KBS労働組合とKBSプロデューサー協会正常化推進委員会は28日、これに関してそれぞれ声明を出し、鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)社長の辞任を求めた。 この1-2週間、KBSの社内掲示板に登場している‘1000億ウォン赤字説’と関連し、公式的な問題が提起されたのは初めて。

労組はこの日、「一体どれだけKBSを壊すのか」という題した声明で、「KBSが今年上半期、地上波3局の中で唯一赤字を出し、4年連続の最下位に加え、年間1000億ウォン台の大規模赤字も予想され、落第点の経営実績を見せている」と批判した。


声明によると、今年上半期、MBC(文化放送)は160億ウォン、SBS(ソウル放送)は82億ウォンの黒字となったが、KBSは04年、07年に続き地上波3局で唯一の赤字となった。

プロデューサー協会正常化推進委員会も「今年の赤字が1000億ウォンを超えるかもしれないという危機感が社内に広まっている」とし「過去5年間、経営に総体的に失敗した‘前任政権の天下り社長’を積極的に擁護しているプロデューサー協会執行部は辞任すべきだ」と主張した。 KBS審議委員15人、KBS公正放送労組もこの日、声明を出し、鄭社長の辞任を促した。

一方、17日に選任された具本弘(グ・ボンホン)社長に対し出勤阻止闘争をしてきたYTN労働組合は30-31日、組合員賛否投票を実施し、具社長を信任するかどうか決定することにした。



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