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デモ隊に服を脱がされた機動隊 2

--デモ隊に抑留された経緯は。

(チェさん)「“鐘路・普信閣(チョンロ・ボシンガク)方向の歩道に閉じ込められている同僚を救出するように”という命令を受け、盾を持ったチョさんとともに歩道へ進んだ。ところが突然デモ隊が引っ張り、チョさんとともにデモ隊の中へ連れて行かされた」。

--服は誰が脱がしたか。


(チェ)「デモ隊の中から“装備を外させろ”という声が聞こえた後、直ちに約10人に取り囲まれ、ヘルメットと上着、軍靴を無理やり脱がされた。恐怖の中、あっという間に起きたことで抵抗することすらできなかった」。

--目はどうしてケガしたのか。

(チェ)「デモ隊に服を脱がされ暴行された。旗ざおで頭部を打たれ痛かったので頭を下げたら、黒く固いものが突然飛んできて目を打った。石だった」。

--服が脱がされたまま暴行されたとき、どんな思いをしたか。

(チェ)「羞恥心と侮辱でいっぱいだったが、しばらくの間だけだった。打たれて死にたくはないという思いに変わり、羞恥心はすぐに消えた。約10分間、殴られながら“このまま死ぬのか”という気がした」。

--デモ隊が治療してくれたというが。

(チェ)「ある瞬間“やめろ”という声が聞こえ、普信閣管理事務所のそばにある医療ボランティアのところに連れて行かされた。連れて行かれるときも続けて殴られていた。治療を受けているのに“楽に座っているな”“ひざまずけ”“死んでしまえ”という声が聞こえた。首を後に反らしていたらある女性に首を絞められ、治療をしていた女性も私をかばおうとしたが殴られたようだった」。

--どうやって解放されたか。

(チェ)「あるデモ隊のメンバーが小声で“お前、これでは死んでしまうぞ”と言い、 警察に引き渡そうとしたが、ほかのデモ隊に阻止され、殴られ、容易ではなかった。結局デモ隊の後方から抜け出し、警察に渡った」。

--抑留から何分後に警察に渡されたのか。

(チョさん)「30分後に解放された」。

--デモ鎮圧作戦には頻繁に投入されるのか。

(チョ)「米国産牛肉反対デモが始まって以来、ほぼ1日も休まずに出動している。大半の場合、前進配置され、デモ隊に対抗している」。

--両親は、こうした事実を知っているのか。

(チェ)「これだけケガしていることを知ったら気を失ってしまうだろう。最近のデモはほぼ平和的だから心配しないで”と話している」。




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