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李承燁(イ・スンヨプ、32、巨人)は28日、広島市民球場で行われた広島との試合、2-6とリーダされた9回表、2死二、三塁に代打で出場した。相手の投手は広島の抑え、永川。李承燁は永川の5球目に軽快なスイングで対抗し、センター前安打を決めた。この間に2人の走者はホームを踏んだ。
巨人の原辰徳監督はこの日、広島が左腕の高橋を先発出場させると、李承燁をベンチに座らせた。前日(27日)今季初の本塁打を放った記憶が新しいにも関わらず、李承燁の1軍復帰(25日)時に、原監督が明らかにした「左腕投手が出てきた場合、李承燁を先発から除外する」というプラトーン・システムを変えることはなかった。しかし巨人は8回まで2-6と追い込まれ、原監督は9回表、李承燁を出場させた。李承燁は今季5度目の打点を記録し、打撃感の回復をアピールした。1軍での今季打率は1割4分3厘(試合前1割2分9厘)に上昇した。
李承燁が追撃点を奪ったが、巨人は序盤の失点を取り戻すことができず、4-6で敗れた。
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