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隠れた敵の頭の上で爆発、「次世代小銃」を開発

世界初めて韓国内技術で実現…来年実戦配備へ

国防科学研究所(ADD)が世界初めて精密な空中爆発弾(流れ弾)を発砲できる複合型小銃の開発に成功した。

ADD関係者は28日「敵陣の上空で爆発する空中爆発弾を発砲できる次世代複合型小銃(次期小銃)の実験評価を完了、来年から野戦部隊に実戦配備される予定だ」と明らかにした。


2000年から185億ウォン(約19億円)を注入、開発した次期小銃は、一般小銃・空中爆発弾いずれも発砲できる流れ弾発射機と、これを統制する射撃統制システムが一つに統合された画期的な兵器だ。

一般小銃は口径5.56ミリのK2小銃に類似し、流れ弾発射機は口径20ミリで従来の口径40ミリの半分だが、性能は似ている。射撃統制システムは▽レーザー距離センサー▽温度の差を用いて夜間でも見ることができる高解像度赤外線センサー▽射撃に必要とされる弾道などを即時に算出する計算機――などで構成されている。

従来の装備では、小銃とともに流れ弾発射機、射撃統制システムなどの重さが7.5キロにのぼり、必要によって統合して使ってきた。しかしADDは最新のナノ技術と特殊金属を使って、次期小銃の重さを6.1キロに減らし、より小さくした。価格も以前の装備は合計2500万ウォンにのぼったが、次期小銃は1600万ウォンにすぎない。

この小銃は米国とシンガポール、スウェーデンなどで韓国より先に開発に着手したが、銃の大きさと重さ、弾の威力などの問題点を解決できず依然研究中だ。

次期小銃は見えない敵を効果的に攻撃できる機能を持っている。陣地の中の敵軍や建物の後に隠れているテロ犯またはゲリラを簡単に攻撃できる。

次期小銃のレーザー距離センサーが敵軍の隠れ場所を探し出した後、レーザービームを発射すれば、複合光学計算機が距離を自動的に計算、照準を定めて画面に示す。続いて引き金を引けば、空中爆発弾に距離が自動的に入力されたまま発砲され、敵の上空3~4メートルの地点で自動的に爆発する。



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