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ノーソンさんはグローバルコンサルティンググループPWCに勤める夫の保険で毎年検診を受けるが、血液検査・内視鏡検査・超音波検査まで含まれた総合検診を受けたのは今回が初めてという。
ノーソンさんは一緒に来た米国人観光客17人とこの日午前7時からこの病院で総合検診を受けた。 この病院に団体医療観光客が訪問したのは今回が初めて。 観光客は検診のためだけに韓国に来たわけではない。 大田(テジョン)牧園(ボクウォン)大学で開かれる脱北者児童向け英語キャンプのために2週間、韓国を訪問する計画だった。 現地の旅行会社が健康検診とスキンケアを日程に含めることを提案したという。
韓国観光公社戦略商品開発チームのチョン・ジンス・チーム長は「4500万-5000万人にのぼる米国の保険未加入者にとって低料金で良質の韓国医療は魅力的な商品」とし「健康検診・皮膚科手術のように比較的簡単な手術から始め、心臓手術・がん手術など重症患者にまで領域を広める計画」と語った。
団体観光客のデビッド・サザーランドさん(40)は「当初は韓国の医療に関する知識がなくて不安だったが、先端装備と医療陣に関する3回のプレゼンテーションを聞き、全員が参加することになった」と説明した。 サザーランドさんは「前立腺の超音波、PET―CTなど他の検査も料金は米国の20%程度にしかならない」とし「またここに来て追加の検査を受けたい」と話した。
皮膚科では18人が不要な角質を取り除く‘クリスタルピーリング’を受けた。 2人は追加費用を支払い、シワをのばすボトックスとマジックリフトを受けた。
◇韓国医療観光=文化体育観光部と保健福祉家族部が昨年6月、米ロサンゼルスで現地のエージェントと旅行会社を対象に韓国医療説明会を開いて活性化した。 今年はニューヨーク・ウラジオストク・香港で説明会を開く予定。 仁荷(インハ)大病院など国内35の病院・医院が国際医療サービス協議会を構成し、海外患者の誘致に参加した。
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