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<若年層の就職>就職待機者が55万人に

若年層の就職待機者は今年5月、55万3000人に達し、昨年に比べて2万3000人、増加した。若年層の就職待機者に最も人気ある職種は公務員だった。公務員試験に備えている就職待機者は全体の就職待機者の36%だが、公務員試験が専門職に分類されていることを考慮すると、実際の公務員志望者はこれより多いと見込まれている。女性は教員、男性は専門職を希望する比率が相対的に高かった。

学校を卒業してから定職に就くまでにかかった期間は平均11カ月だった。10人中1人は定職につくまでに、3年以上の期間がかかっている。しかし安定した就職先は非常に少なく、契約期間を定めずに就職できるケースは10人中、約6人だった。女性はこの比率が67%、男性は59%だった。

最初の職場に就いてからの平均勤続期間も20カ月に過ぎなかった。10人中7人は2年も経たないうちに離職している。その理由として▽労働条件に対する不満▽会社の将来性不透明▽自分の専攻や適性との違い――を選んだケースが60%だった。つまり、定職に就くこと自体が困難なので、とりあえず就職するにはしたが、その職場に耐えることができないことになる。






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