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「次は日本の英雄・田村」…秋山成勲が‘道場破り’へ

 風雲児・秋山成勲(=秋成勲、32)が日本の‘道場破り’に乗り出す。

日本メディアは22日、「‘ドリーム5’で柴田勝頼にTKO勝ちを収めた秋山が、田村潔司(39)戦を希望している」と伝えた。 田村は桜庭和志とともに日本格闘技の英雄と見なされている人物。

秋山は「田村選手が自分のことをいろいろと言っているようだ。 言葉ではなくリングで勝負しよう」と挑発した。 笹原圭一イベントプロデューサーは「興味深い対戦になる」とし、大きな関心を見せた。


秋山の孤独で厳しい戦いが始まる。 日本最高ファイターと順に戦っていくという総合格闘技の‘道場破り’だ。 1940年代、在日同胞の崔永宜(チェ・ヨンウィ、日本名・大山倍達)が日本各界の武道家らを倒していったのと似ている。

日本で秋山は凶暴で悪役、それと同時に強くて恐ろしい存在だ。 秋山は最近、「自分と戦おうとする日本選手がいない」と不満を表したりもした。 外国人選手と戦えば済む問題だが、秋山は次の試合に田村戦を要求した。 21世紀版‘道場破り’の始まりだ。 

◇道場破り=武術道場を訪れて試合をし、勝って看板を持ち去るという日本の伝統。 極真空手創始者の在日同胞・崔永宜(チェ・ヨンウィ、1922-94)は若い頃、日本各地を回りながら空手10大門派をはじめとするさまざまな武道家と100回以上戦い、全勝した。



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