盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の5年間、各公共機関が税金を適時に納めず、後になって国税庁によって追徴された金額がおよそ1兆1000億ウォン(約1100億円)にのぼることが分かった。
第17代国会で政務委員を務めた与党ハンナラ党の陳寿姫(ジン・スヒ)議員は22日、国税庁と該当公共機関の資料を分析しまとめた「305の公共機関の02~07年税務調査結果」を公開した。
公共機関とは、法律によって政府が管理する各公社・公団・委員会のことで、政府が5割以上の持分を持っていたり、3割以上の持分を保有し役員任命権限の行使などを通じて該当機関の政策決定にかかわる。
陳議員によると、これらの機関のうち、この5年間で1回以上税務調査を受けた所は82カ所だったが、いずれも国税庁から税金を追徴された。その過程で国税庁が課した税金は約1兆1000億ウォンだったという。
こうした金額は、税務調査対象となる公共機関1カ所が平均134億ウォンの税金を納めたことになり、ほぼ同じ期間に一般法人事業者が納めた平均税金の27倍を上回るものだ。
国税庁の資料によると、02~06年、一般法人事業者の中で税務調査を受けた2万7400カ所の税金追徴金額は総額約13兆6620億ウォンにのぼり、平均税金追徴金額は1カ所当たり約4億9000万ウォンだった。
調査対象となった82の公共機関のうち、税金追徴金額は韓国資産管理公社が3930億ウォンで最も多く、その次が韓国土地公社(約2850億ウォン)、韓国電力公社(1570億ウォン)などの順だった。
陳議員は「これらの公共機関が税金を追徴された理由は、税法解釈のミスによる場合もあるが▽資産報告漏れ▽子会社への過剰な支援▽減価償却費の過剰算定--など脱税と疑われるケースも多かった」と説明した。
第17代国会で政務委員を務めた与党ハンナラ党の陳寿姫(ジン・スヒ)議員は22日、国税庁と該当公共機関の資料を分析しまとめた「305の公共機関の02~07年税務調査結果」を公開した。
公共機関とは、法律によって政府が管理する各公社・公団・委員会のことで、政府が5割以上の持分を持っていたり、3割以上の持分を保有し役員任命権限の行使などを通じて該当機関の政策決定にかかわる。
陳議員によると、これらの機関のうち、この5年間で1回以上税務調査を受けた所は82カ所だったが、いずれも国税庁から税金を追徴された。その過程で国税庁が課した税金は約1兆1000億ウォンだったという。
こうした金額は、税務調査対象となる公共機関1カ所が平均134億ウォンの税金を納めたことになり、ほぼ同じ期間に一般法人事業者が納めた平均税金の27倍を上回るものだ。
国税庁の資料によると、02~06年、一般法人事業者の中で税務調査を受けた2万7400カ所の税金追徴金額は総額約13兆6620億ウォンにのぼり、平均税金追徴金額は1カ所当たり約4億9000万ウォンだった。
調査対象となった82の公共機関のうち、税金追徴金額は韓国資産管理公社が3930億ウォンで最も多く、その次が韓国土地公社(約2850億ウォン)、韓国電力公社(1570億ウォン)などの順だった。
陳議員は「これらの公共機関が税金を追徴された理由は、税法解釈のミスによる場合もあるが▽資産報告漏れ▽子会社への過剰な支援▽減価償却費の過剰算定--など脱税と疑われるケースも多かった」と説明した。
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