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国防部が日本の防衛白書を翻訳する際、「独島(トクト、日本名・竹島)に自衛隊のレーダー基地がある」と記述していたことが21日に確認された。
国防部が訳書に「独島に駐留中だ」と記述した自衛隊のレーダー基地は、日本の防衛省が刊行した原本にはない内容だ。
与党ハンナラ党の金永佑(キム・ヨンウ)議員が入手、公開した06年版の日本の防衛白書に掲載された地図「主要部隊所在地」には、独島が「竹島」という名称で表記され、まるで日本領のようになっている。しかし独島には何の軍事施設もないと記されてある。
しかし韓国の国防部が刊行した防衛白書の訳書に掲載された地図には、独島の上に紫色で部隊が表示されている。地図の凡例によると、紫色の表示は「航空警戒管制部隊(レーダーサイト)」となっている。レーダーサイトとは対空警戒用のレーダー基地を意味する。
国防部は独島の名称を日本側の表記通り「竹島」と書き写している。問題を提起した金議員は「独島をめぐる日本政府の絶えない領有権主張に対抗し、領土を守護しなければならない国防部が、どうしてこんなことができるのか理解できない」とし「国防部に是正を要請した」と伝えた。
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