世宗実録地理志の独島関連部分「于山と武陵の2つの島は(蔚珍)県のすぐ東側の海の中にある。2つの島の距離は遠くなく、晴れれば互いに眺めることができる」という表現が書かれている。于山は独島、武陵は鬱陵島をいう。 |
独島と鬱陵島の間の最短距離は87.4キロだ。一方、日本でいちばん近くの隠岐の島との距離は161キロだ。このために鬱陵島では晴れた日なら肉眼でも独島を観察することができる。もちろん水煙などの影響で日の出の直後など、見られる時間は非常に制限的だ。一方、隠岐の島からは望遠鏡で見てもうまく観察しにくい。
写真を公開したチェ・ソミョン国際韓国研究院長は「目で見て独島の存在が分かっている側(韓国)と船に乗って行き交いながら独島を見つけた側(日本)の領有の意志には雲泥の差があるほかない」と話す。文献上、いちばん先に登場する新羅(シルラ)の異斯夫(イ・サブ)将軍の遠征記録なども、このように古代韓国人たちが肉眼で早くから独島を認識していたことと関連づけて把握しなければならないというのだ。
昔の文献の「独島記録」は事実だった(2)
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