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「金妍兒はいなかったが、金妍兒効果は満点だった」。
19、20日の両日、ソウル蚕室(チャムシル)学生体育館特設リンクで開催された2008現代(ヒョンデ)カードスーパーマッチでは、‘フィギュアの妖精’金妍兒(キム・ヨナ、18、軍浦スリ高)が欠場した中、浅田真央(18)、安藤美姫(21、ともに日本)、ステファン・ランビエール(23、スイス)、ジェフリー・バトル(26、カナダ)などフィギュアスケートのスーパースターが歓声の中で公演を行った。 金妍兒はいなかったが、‘金妍兒効果’は満点だった。
スーパーマッチ公演の代行会社側は「2年前、7000席以上の木洞(モクドン)アイスリンクで観客は約5000人にとどまっていたが、今年は6300席が完売となった」と説明した。 金妍兒というスターの誕生をきっかけにフィギュアスケートを楽しむファンが増えたのだ。
フィギュアの魅力にはまったファンが増えたことで、国内でのアイスショー開催も容易になった。 関係者は「2年前までフィギュア選手との交渉が非常に難しかく、‘招待’という感じだったが、今回は交渉が速やかに進んだ」と伝えた。
2008国際スケート連盟(ISU)4大陸大会、金妍兒が出演した「フェスタ・オン・アイス」などで韓国ファンの声援に好感を抱いた韓国選手らが、韓国での公演にはすんなりとOKサインを出し始めている。
ランビエールの場合、4大陸で韓国を訪れたサラ・マイヤー(24)から「韓国ファンの声援がよかった」という話を聞いて訪韓、公演に満足して帰国したケースだ。
現代カードの丁太暎(チョン・テヨン)社長をはじめとするVIP席でもスタンディングオベーションが見られ、観客が花や人形など多くのプレゼントをリンクに投げ入れるなど、盛り上がる雰囲気に励まされた選手らは、すべての公演が終わった後、自発的にアンコールに応じていた。
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