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ロッテは17日、球団の商品を販売する売店から鄭守根関連商品をすべて回収した。 今季ロッテの成績が好調で、商品販売収入はかなり増えたが、鄭守根の名前が入ったユニフォーム、ネックレスはすべて倉庫行きとなった。 またロッテは韓国プロ野球史上初めてこの日、社稷(サジック)球場にグラウンド広告を備えたが、広報さえもできずにいる。 数千万ウォンを支払った広告主に損失を与えたということだ。
ロッテが大々的に準備したシーズン100万人観客突破イベントも熱気が冷めた。 今季のロッテ人気を受け、大型テレビなど各種景品後援が相次いでいたが、これが大きく減った。 また8月の北京オリンピック(五輪)後、プロ野球が再開される9月からの新しい協賛企業と契約を進めていたが、これにも支障が生じることになった。 目に見える契約だけでなく、イメージの低下、予想される観客減少まで含めると、その金額は10億ウォン(約1億円)台をはるかに超える、というのがロッテ球団の分析だ。
チームの士気低下でプレーオフに進出できなければ、損失額はさらに増える。 ロッテの場合、プレーオフに進出すれば広告および後援をするという企業が多かった。 マーケティング関係者は「現在進行中の後援交渉まで含め、少なくとも1億ウォン以上の損失は覚悟しなければならないだろう。 今回の事件で球団のイメージが悪化し、後援企業が手を引く雰囲気もある」と懸念した。
プロ野球史上初めてとなるロッテの「オールスターベスト10」独占もなくなった。 鄭守根が17日のKBO賞罰委で‘無期限失格’処分となったからだ。 鄭守根は前日、警備員に対する暴行だけでなく、会食の席で後輩投手を酒の瓶で殴った事実も明らかになった。
韓国野球委員会(KBO)規定上、選手の任意脱退が公示されたり無期限失格などの処分を受けた場合、その瞬間からオールスター候補から自動的に除外される。
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