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洛東江(ナクトンガン)河口一帯の環境部が指定する絶滅危機種のコハクチョウ類の数が減少していることが確認された。
釜山(プサン)発展研究院(BDI)のオ・ドンハ研究委員は16日、釜山市庁で「洛東江と生態系モニター研究(2007~2008年)」の最終報告会を行った。
BDI報告書によると、2007~2008年に洛東江河口で調査された鳥類は167種13万2536羽で、前年度の148種12万984羽に比べ、9.5%増えた。
しかし冬に洛東江河口に飛来する代表的な渡り鳥として生態学的に重要な意味を持つコハクチョウ類は今回の調査で2902羽と明らかになり、前年度の8987羽に比べて67.7%も減少した。一方、シギ・チドリ科類の場合は今年、1万3414羽に増え、前年(6339羽)比111.6%となった。
BDIはコハクチョウ類の減少について、鳴旨(ミョンジ)住居団地の建設による騒音と主な餌である植物のサンカクイ(三角藺)の減少や冬の寒波によるものと分析している。
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