「運河で身元が確認されるまでは射撃してはならない」。 堪え難くなった西ドイツ政府が東ドイツに金品を与えて結んだ新しい協約だった。 それでも犠牲者は減らなかった。身元を知る手順が複雑だった。 川の中でもがいている人に「名前が何か」「どこに住んでいるのか」と一つひとつ尋ねなければならなかった。 東ドイツの哨所が上部に確認した後、「亡命者ではない。 射撃しない」というメッセージが届くだけでも30分以上かかった。 溺死するのに十分な時間だった。運河のそばに待機していた西ドイツの救急車は意味がなかった。
「いくら挑戦が好きでもここには行くな」。 ソマリア、イラク、アフガニスタン…。 先日、フォーブス誌が選定した世界で最も危険な旅行地だ。 戦争が進行中だったり、麻薬と武器の密売、さらに反乱軍が拉致劇を繰り広げる可能性のあるところだ。これに比べて米国のフォーリンポリシー誌が選んだ「禁止された世界の5大絶景」リストはちょっと違う。 キューバやイランなど米国適性国の美しい海浜が列挙されている。 中でも真っ先に選んだ絶景が北朝鮮の金剛山(クムガンサン)。 この雑誌はこういう説明を付けた。 「垢のついていない霊的休養地であり、世界最高の幻想的旅行地。 北朝鮮訪問ビザは受けられる。 ただ、現地で問題が発生すれば助けを受けるのは難しいので覚悟しなければならない」。外交専門誌らしい視点だ。
★ 関連記事 <金剛山射殺事件>「銃声5時20分ごろ聞いた」…北の主張と30分の差
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