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建設大手・東亜(トンア)グループの崔元碩(チェ・ウォンソク、64)元会長が、かつて同グループの系列会社だった会社への所有権を求めている。
ソウル中央地裁が10日に伝えたところによると、崔元会長は、かつて同グループの系列会社だった(株)大韓(デハン)通運国際物流が株主総会を開催するのを防いでほしいという仮処分申請を提出した。
崔氏は申請書で「98年の国際通貨危機により東亜グループが事実上倒産した後、メーンバンクのソウル銀行側は(株)大韓通運国際運送などの所有権を“生計維持”のレベルから私に渡すと約束した」としている。
両社は(株)大韓通運国際物流に統合された。同氏は「債権金融機関は当時の社会的な雰囲気と金大中(キム・デジュン)政権の初期だったため、私に合意覚書を書きにくかった。しかし私は口頭の約束を信じて全財産と東亜グループの経営権を放棄した」と説明した。
また「国際物流の株主総会が大韓通運との合弁を決議する場合、これは刑法上の詐欺罪にあたる」と強調した。
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