厳重警備と反対デモ

北海道に２万１０００人余の警察官が配置され、厳重な警備が敷かれた。 警察はテロ対策の一環として、新千歳空港や札幌駅など北海道内の５つの主要駅構内に設置されていたごみ箱をすべて撤去した。 また外国の首脳が入国する新千歳空港を出入りする車と人に対して検問検索を実施している。

首脳会議に反対する国内外の非政府機構（ＮＧＯ）会員など３０００人余が５日と６日午後、札幌市都心で集会を開き、市街行進を行った。 デモが行われた大通公園は、札幌市が市民団体の自由な平和デモのために公開した公式集会場所。


国内外の市民団体会員の宿泊には、首脳会議場であるザ・ウインザーホテルから離れ、統制しやすい札幌市内の野外キャンプ場を提供した。 しかし過激デモをする恐れがある外国市民団体の会員らは入国を防いだ。

日本警察は「５日に行われた平和と貧困解消のための市民団体デモで警察と衝突した日本人４人を公務執行妨害容疑で逮捕した」と明らかにした。



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