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主要8カ国(G8)会議開幕前日の6日、福田首相とブッシュ米大統領は両国首脳会談で、北朝鮮問題と地球温暖化対策について議論した。 福田首相は共同記者会見で「温室効果ガスの削減に向けた長期計画に両国が協力することで合意した」と明らかにした。
ブッシュ大統領は温室効果ガス排出縮小問題と関連し、「米国としても建設的な段階に進む案を検討する」と述べた。 しかしブッシュ大統領は「私は現実主義者。中国やインドが一緒にしなければ問題は解決しない」と強調した。
北朝鮮の日本人拉致問題については「拉致問題は決して忘れない」とし、北核と拉致問題の解決のために今後も日本と緊密に連携していくことを確認した。
ブッシュ大統領はまた「強力なドル政策の必要性を信じている」とし、ドル安を是正するために努力していく方針を示唆した。 福田首相はこの日の会談後、ブッシュ大統領の62歳の誕生日を祝う夕食会を開いた。
<洞爺湖サミット>今日、G8首脳会議が開幕(3)
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