ビニロンの発明は「カロザースのナイロン発明に3年しか遅れをとらないわが民族科学者の快挙」と評価(陳政一・高麗大碩座教授、『科学、その偉大な好奇心』)されるほど学術的に優れた業績だったが、実用化の過程ではナイロンに押され、北朝鮮以外の地域では光を失った。
李升基博士は北朝鮮核開発の草創期過程にも参加した。 60年代に寧辺(ニョンビョン)に設立された原子力研究所の初代所長を務めたのだ。 北朝鮮は当時、ソ連の支援を受けて研究用原子炉を建設・稼働し、その経験を基礎に79年、5000キロワット級の原子炉に着工し、86年から稼働に入った。 現在まで2度の核危機を招きながらプルトニウムを作り出したその原子炉だ。
★ 関連記事 北核6カ国協議が今週末にも再開
李升基博士は北朝鮮核開発の草創期過程にも参加した。 60年代に寧辺(ニョンビョン)に設立された原子力研究所の初代所長を務めたのだ。 北朝鮮は当時、ソ連の支援を受けて研究用原子炉を建設・稼働し、その経験を基礎に79年、5000キロワット級の原子炉に着工し、86年から稼働に入った。 現在まで2度の核危機を招きながらプルトニウムを作り出したその原子炉だ。
★ 関連記事 北核6カ国協議が今週末にも再開
この記事を読んで…