中日ドラゴンズの外野手・李炳圭（イ・ビョンギュ、３４）は北京オリンピック（五輪）代表チームに合流できるのか。中日と李炳圭はひとまずＯＫサインを出した。

しかし動きが怪しい。李炳圭は５日に１軍に復帰したが、５日ぶりにまた２軍に落ちた。李炳圭が１軍から外れる前日、チョ・ヒジュン韓国野球委員会（ＫＢＯ）運営副本部長が中日を訪問し、李炳圭の五輪代表チームへの協力を要請した。

中日の返事は「ＹＥＳ」。しかし李炳圭は翌日、１軍から外れた。五輪参加回避の動きとも受け止められる。


中日はすでに森野や井端など所属選手が日本野球代表チームに招集される前、負傷期間を膨らませて２軍に送った前歴がある。結局、井端は代表チームに参加したが、森野はメンバーから除外された。

５月に左足を痛め９月ごろ復帰可能といわれた森野は５日、１軍に復帰し、試合にも出場している。井端も１軍に復帰させたが、試合には出さず、日本代表最終メンバーの発表に注目している。

李炳圭がまだ負傷から完全に回復していない可能性もある。中日が急いで李炳圭を１軍に復帰させたからだ。李炳圭はまだ右手の腫れが残るなど完璧な体調ではないという。打撃には問題がないが、守備では保護装具を着用して練習している。

中日のコーチングスタッフが「けがが復帰後の打撃不振につながっている」と判断した可能性もある。李炳圭は復帰後、阪神タイガースとの３連戦で打率１割６分７厘（１２打数２安打）を記録した。



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