全国教職員労働組合（全教組）が３日から、全国の小中高校に米国産牛肉の輸入と政府の教育政策に反対する懸垂幕を設置する予定だ。 全教組は特に、生徒を通して米国産牛肉の危険性を知らせる家庭通信文も送る計画だ。

全国１６市・道教育庁と韓国教員団体総連合会（韓国教総）は直ちに反対の立場を明らかにした。

各市・道教育庁は２日、「懸垂幕の設置を認めてはならない」という内容の公文を学校長に発送した。 韓国教総は「学校が政治宣伝の場になってはならない」とし、全教組を非難した。 これを受け、全教組の教師と校長、全教組と韓国教総の衝突が懸念されている。


教育公務員である全教組が大統領の名前を挙げて政府政策に反対するスローガンを掲げるのは異例。 「教員評価に反対」など一部の政策に意見を出したことはあるが、牛肉輸入や教育政策に正面から反対するスローガンを学校に掲げたことはなかった。