現代・起亜（ヒョンデ・キア）車が自動車価格の値上げを検討している。

同社の関係者は２９日、「原資材価格が大幅に値上がりし、自動車価格の値上げが避けられない。 上半期の実績が出れば、これを根拠に値上げ案を確定し、早ければ８月、遅くとも９月ごろに値上げする予定」と明らかにした。 原資材価格の高騰を受け、内部のコスト削減努力だけではその衝撃を吸収するのは難しい、という主張だ。

値上げ幅は、コスト上昇による損失とウォン安をともに考慮して決定する予定という。 この関係者は「米国と日本の企業は２－３％値上げ、またはその計画だと聞いている。 現代・起亜車もその程度になるのでは」と語った。


問題は最近の原油高騰で自動車の販売量が減っている点だ。 今月２０日基準で現代車の国内販売は前月同期比で４．５％減少した。 さらに７－８月は自動車販売が落ちる時期であり、 会社側は値上げが販売急減につながらないか懸念している。

現代・起亜車の値上げはＧＭ大宇（デウ）、ルノー三星（サムスン）など国内他社にも影響を及ぼすとみられる。



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