米国首都ワシントンＤ．Ｃ．のウェスト・ポトマック・パークにある韓国戦争（１９５０－５３年）戦没者慰霊碑の付近に、米軍戦没者の名前を記したガラス製の壁が設置される。

米国の韓国戦争参戦勇士記念財団（ＫＷＶＭＦ）はこの公園内に位置する「追憶の池（ｔｈｅ　Ｐｏｏｌ　ｆｏ　Ｒｅｍｅｍｂｒａｎｃｅ）」の周辺に、透明なガラス製の壁を設置し、そこに韓国戦争で犠牲になった米軍の名前を記載するという計画を立てている。

ワシントンの外交筋は２４日「ＫＷＶＭＦは韓国戦争戦没者慰霊碑の向かい側にあるベトナム戦争戦没者記念碑のように、米軍戦没者と行方不明者の名前を残し、それらの貴重な犠牲が長く記憶されるようにするための案を検討している」と伝えた。


同筋は「ＫＷＶＭＦが計画を成案中なので、まだ米政府と議会には紹介されていない」とし「計画が現実化するためには政府と議会の承認が必要とされる」と述べた。続いて「承認を得れば、ガラス壁の設置に向けた募金運動が展開されるだろう」とし「計画が順調に進む場合、韓国戦争の勃発から６０周年となる２０１０年６月にはガラスの壁を見ることができるかもしれない」と話している。

また「ガラス製の壁には韓国の国民が韓国戦争当時に米軍とともに戦いながら見せた犠牲精神を米国が忘れずにおり、ありがたく思っているという表現も記されるだろうというのがＫＷＶＭＦ側の説明だ」と伝えた。



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