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ソウル瑞草(ソチョ)警察署は、高麗時代に沈没した‘宝物船’の発掘作業中に見つかった遺物を売ろうとした疑い(文化財保護法違反)で、チェ容疑者を逮捕した。 遺物の運搬と販売を担当したユン容疑者(39)ら5人は書類送検した。
警察によると、潜水作業者のチェ容疑者は同僚が遠く離れている間に価値の高い遺物を選んで隠した。 チェ容疑者は運搬中に割れた2点を除いた残り19点のを10億ウォン(約1億円)で売ろうとしたが、警察の潜伏捜査で検挙された。
警察は国家情報院(国情院)国際犯罪情報チームから国宝第123号の金製金剛経版と高麗青磁が海外に販売されるという情報を入手し、取引者を装って聞き込み捜査を行ってきた。
警察は、文化財庁と海洋警察が監視していたうえ、モーターボートに乗って一人で遺物を引き揚げるのは難しいと話している点からみて、公共機関に共犯がいるとみて捜査を続けている。
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