|
中日は李炳圭専門のトレーナーを配置しただけではなく、落合監督が毎日、体調を点検するなど特別な管理体制で李炳圭のケアに取り組んでいる。
李炳圭は現在、2軍でリハビリ治療中だ。肩の回転筋のけがに続く、親指の捻挫で悪化した体調の回復に力を注いでいる。中日は李炳圭を2軍に送るのも難色を示したほど、李炳圭に大きな期待を寄せている。中日は李炳圭の試合感覚を維持するため、1軍の遠征試合に同行させる計画だった。しかし一日も早く回復させるために、結局、2軍でのリハビリを選択した。
中日が最初に行ったのは李炳圭専門トレーナーの指定だった。専門トレーナーの金村トレーナーは李炳圭の体調を1日中、こまめに確認し、体調の回復に全力を上げている。
また落合監督は毎日、2軍の首席コーチと電話で連絡を取りながら李炳圭の回復状態をチェックしていることがわかっている。今季、李炳圭が初めて見せたクラッチヒッターとしての高い素質と左打者の必要性に迫られているからだ。シーズン前から「李炳圭が3番打席に入るのが最も理想的な打線だ」と明言するほどに、李炳圭に厚い信頼を寄せている。
落合監督は宇野打撃コーチまで2軍に派遣し、李炳圭の打撃訓練を指導させている。けがで打撃感が低下するのを懸念したからだ。これは特別待遇に近い。李炳圭の体調は70~80%ほど回復している。李炳圭の1軍復帰は今月27日に予定されている横浜戦だ。現在、スピードの遅い球で打撃訓練を開始し、サポーターを着用したまま守備訓練にも取り組んでいる。
★ 関連記事 <野球>李炳圭、右手親指にギブス <野球>中日の李炳圭、右手負傷で1軍登録抹消
この記事を読んで…