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ロッテ製菓、ブランドチョコレート「ギリアン」買収へ

 国内最長寿の中低価チョコレート‘ガーナ’(1975年から販売)のロッテ製菓が、世界3大チョコレートブランドに挙げられる‘ギリアン’を買収した。 ロッテ製菓は日本ロッテと提携し、ギリアンを1億500万ユーロ(約1700億ウォン)で買収することにしたと22日、明らかにした。

ギリアンはベルギー国籍で、貝殻の形をした製品でよく知られている。 フランス・英国・スペインなど9カ国に販売法人があり、昨年は1300億ウォン(約140億円)の売上高を記録した。

ロッテ側は「ギリアンはイタリアの‘フェレロ・ロシェ’、スイスの‘リンツ’とともに世界3大高級チョコレートブランド。 世界免税店の半分以上の店舗に入っている」と説明した。


ロッテ製菓はギリアンの知名度と海外販売網を活用してプレミアムチョコレート市場に短期間に進入する戦略だ。 またベルギー・シンガポールで運営中のフランチャイズ喫茶店「ギリアン・チョコレートカフェ」を韓国・日本・中国などロッテの主な市場に広める計画だ。

さらにギリアンの高級チョコレート製造技術をガーナ・ドリームカカオなど自社のブランドに取り入れる予定だ。

◇ギリアン=1960年にベルギーの製パン職人の夫婦が設立した手作りチョコレートブランド。 2人の名前であるガイ(Guy)とリリアン(Liliane)を合わせギリアン(Guylian)と命名した。 貝殻など独特の形をしたチョコレートは夏にもチョコレートがよく売れるよう夫婦が考案したという。



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