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グーグルコリアは韓国語とロシア語、アラビア語、スペイン語など22言語の翻訳ができる自動翻訳サービスを最近、公式にスタートさせた。
グーグルの「首席インターネット伝導師」を務めている、ビントン・サーフ副社長(65)は19日、韓国初の宇宙飛行士イ・ソヨンさん(30)との対談でこのように述べた。そして「さまざまな国の人々が集まり、それぞれの母国語で、チャットや他言語の情報を簡単に活用できる時代がすぐにやってくる」とインターネットの将来性を語った。
サーフ副社長はこの日、中央日報が設けたイ・ソヨンさんとの対談で、自動翻訳技術の発達、惑星間での宇宙インターネットプロジェクト、インターネットの純機能と、逆機能などに関する持論を披露した。サーフ副社長「言葉の壁によって、インターネットの効用を世界の人々が公平に享受することができないのは問題だ」とし「自動翻訳技術が発達すれば、ネットユーザーが世界各国の代表的な文学を母国語で読むことができるようになる」と話した。また「インターネット時代のコミュニケーションに関する数多くの技術的な難題を解決する際に、韓国の人材による助力が切実だ」と力説した。グーグルがソウルに研究開発センターを設立したのも、韓国情報技術(IT)人材の優秀性を高く評価したためだという。サーフ副社長は「私たちが計画している宇宙インターネットプロジェクトにも韓国の人材が参加することを願っている」と話した。
そして、インターネットの情報についての批判的な接近にも言及した。2方向の情報だけに埋まってしまっては危険だということだ。インターネットだけでなく新聞、テレビ、雑誌、論文など、さまざまなメディアから情報を得て、それが正しいものなのかを判断しなければならないと助言した。インターネットの匿名性については「身元を隠して悪事をはたらく人々がいる。悪性の書き込みを拒否する権利も保護しなければならない」と話した。
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