２２日午後８時、ソウルのＷ杯競技場で行われた２０１０年南アフリカＷ杯アジア第３次予選、 韓国は北朝鮮との最後の試合を０－０で引き分けた。

後半２８分、李青龍（イ・チョンヨン）が右サイドから北朝鮮守備ライン後ろの空間に絶妙なキラーパスを蹴り込んだ。交代投入された朴主永（パク・ジュヨン）が矢のようにゴール前に走り、右足でシュートを放った。しかし、ボールはあっけなくクロスバーを越えた。９０分のうち最も恵まれたゴールチャンスだったが、韓国サッカーのゴール決定力不足を垣間見せられた。

北朝鮮と今季３回目の正面対決で、またもや結果を出すことができなかった。２００５年の東アジア選手権において、０－０で引き分けて以来３年連続引き分け（歴代戦績５勝１敗６引き分け）という結果しか残せていない。３次予選を終えた韓国は、３勝３引き分け（１２点）で北朝鮮と勝ち点が同じだったが、ゴール得失で北朝鮮を上回り、同組１位で最終予選に進出した。しかし高いボール占有率にもかかわらず、単調なクロスに続く、解決能力不足で最終予選を目の前にし、多くの問題点を抱えている。

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