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イ・ビョンホン「典型的な悪役は避けるべきだと思う」



俳優イ・ビョンホン(38)が、映画『良い奴、悪い奴、変な奴』(英語タイトル「The Good、The Bad、The Weird」、以下・奴奴奴)で、馬賊の親分チャンイ役を通じて悪役の演技に挑戦した感想を打ち明けた。

イ・ビョンホンは「典型的な悪役のイメージは避けるべきだという考え方なので非常に悩んだ」とし「『奴奴奴』はやや過剰やスタイルが必要な映画だと思った。手振り一つ、首の振り方一つにも注意を払って演技することから妙なシナジーが生まれた」と語った。


「同じ姿でも状況によってクールな感じを与えたり、邪悪かつ卑劣な不良の感じを与えたりしたが、自分でも想像できなかった姿が出た」と説明した。

イ・ビョンホンが演じるチャンイ役は、死ぬことはできても負けることはできないプライドの高い人物。最高になりたいという欲望にとらわれたチャンイは、目標のためなら殺人もする薄情な男だ。

イ・ビョンホンは「一回思いっきり遊んだ気分だ」とし「悩みと試みを通じて本当に多くのことを感じ、以前は分からなかった演技の快感も体験した」と伝えた。

『奴奴奴』(金知雲監督)は、1930年代の中国・満州を背景に、正体不明の地図1枚をめぐり追って追われる奴らの大追撃戦を描いている。イ・ビョンホンのほか、チョン・ウソン、ソン・カンホが出演している。



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