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昨年、自動車1台にかかる税金が187万ウォン(約19万円)に達したことが、調査で分かった。
韓国自動車工業協会が19日に発表した「自動車関連税金徴収現況」によると、昨年1624万台の登録車両に総30兆7000億ウォンの税金が課された。
これは前年比4兆ウォン増で、昨年の国家総税収の15.5%にあたる。車1台当たりの平均税金も前年(168万ウォン)に比べ11%増えた。税収が増えた主な要因は油類税の引き上げだ。
軽油にかかる交通エネルギー環境税が昨年7月から1リットル当たり7ウォン上昇(351ウォン→358ウォン)し、交通エネルギー環境税の26.5%を占めていた走行税も32.5%に高まった。
また7-9人乗り乗用車の自動車税が引き上げられ、自動車の国内販売(127万台)が前年比5.5%増になったのも、税金がさらに集まった理由だ。段階別にみると、油類税・走行税など運行段階の税金が全体の70.1%を占めている。
車1台当たり131万ウォンの運行関連税金を納めていることになる。個別消費税・登録税・取得税など取得段階の税金(38万ウォン)や保有段階の税金(18万ウォン)に比べて、その比重ははるかに大きい。
同協会の姜哲求(カン・チョルグ)理事は「油類税の引き上げにより、運行段階税金の比重が日々高まっており、車を生計の手段とする零細業者の負担が大きくなっている」と指摘した。
姜理事は「国家全体の税金のうち自動車関連税金の比重が非常に大きい」とし「原油高時代に消費者の負担を減らすために、自動車税金の7割%以上を占めている油類関連税金を早期に引き下げねばならない」と強調した。
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