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敗戦後、慰安婦を看護師として雇用/日本

共同通信が文書公開…軍務員にして隠ぺいした可能性

日本が第2次世界大戦で敗戦すると日本軍慰安婦を軍の病院の補助看護婦(看護師)として緊急雇用するよう命令を下していた事実が明らかになったと共同通信が20日、報道した。

日本軍が慰安婦を看護婦に切り替えるように指示した経緯が直接確認されたのは初めてだ。この内容は連合国側が暗号解読を通じて確認したもので、関東学院大学の林博史教授が英国公立文書館で発見したと共同通信は伝えた。


日本軍について研究してきた専門家は慰安婦が看護婦として雇用され、身分も軍務員に変化させた可能性が高いものと見ている。性的奴隷として雇った慰安婦を軍務員に変え、連合軍側に慰安婦の存在を隠ぺいする措置をとったということだ。

今回発見された文書によると慰安婦を看護婦に切り替える措置は東南アジア地域に派遣されていた第一南遣艦隊司令官が、サイゴン第一一特別根拠地隊などにあてた1945年8月18日付通達文に記されていた。この通達文は「シンガポール地域の日本海軍の慰安施設で働いた少女たちが海軍第一〇一病院で補助看護婦として雇用された」と指摘し「サイゴンでも同じ措置をしろ」と指示した。また第八通信隊から海軍民政部全責任者に送った同月20日付通達文には「全地域の日本女性を看護婦の資格で病院に割り当てよ」と指示した。そして「通達文を完全に理解した後、焼却しろ」と付け加えていた。





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