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サッカー協「北朝鮮戦は安全第一」

 ‘安全第一’。22日の北朝鮮戦を控え、大韓サッカー協会が最も懸案している点だ。 勝敗はさておき、ソウルで国際サッカー連盟(FIFA)が主管する初めての南北(韓国・北朝鮮)対決という点で、‘安全’に格別の注意を払っている。

北朝鮮はソウル入りする前、「選手団の安全が少しでも脅かされれば撤収する」と伝えてきた。

これを受け、協会は普段のAマッチに投入される警備員および検査台の数を大幅に増やすなど、北朝鮮戦の準備している。


まず競技場の警備員を500人から850人に増やす。特に北朝鮮側応援団には別途に警備員を配置する計画だ。

同時に警察兵力も増加する。 普通Aマッチに2個中隊(240人)が出動するが、今回は3個中隊に増える。 救急車も4台から10台に増やし、万一の事態に対応する。 またAマッチには配置されなかった国家情報院(国情院)要員も競技場の隅々に配置される。

一方、入場客の検査台も30台から81台に増やした。 グラウンドの中へ投げられる可能性があるボトルや缶、政治スローガンが書かれたプラカードなどの搬入を事前に遮断する。

大韓サッカー協会のユ・ヨンチョル広報局長は「北朝鮮戦はAマッチ以上の意味があり、協会が総力をあげている。 最終予選で北朝鮮とまた対戦する可能性があるので、今回の対戦でセキュリティー問題で難癖をつけられないよう細かいところまで注意を向けている」と明らかにした。



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