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<米輸入牛肉問題>韓米牛肉交渉、事実上妥結

 韓国と米国は19日(現地時間、日本時間20日午前)、ワシントンで米国産牛肉問題をめぐる交渉を終えた。

両国代表団はこの日、5回目の長官級交渉を通じて月齢30カ月以上の米国産牛肉が、相当期間、韓国に輸入されないように米行政府が保障する案を用意した。

駐米韓国大使館は交渉後、報道資料を通じて「13日から行われてきた長官級会議が終わった。両国は相互満足できる交渉結果を導き出し、この合意事項が実効的に履行されることができるよう真摯な協議をした」と発表した。


大使館は「キム・ジョンフン通商交渉本部長は帰国後、交渉結果を(李明博)大統領に報告する予定であり、合意案は関係省庁との協議を経て最終決定する」と明らかにした。

キム本部長はこの日午後、交渉を終えるやいなやソウルに発った。グレッチェン・ハメル米貿易代表部(USTR)副報道担当者は声明を通じ「相互同意できる結果にたどりついた」と明らかにしたが、具体的な合意内容に対しては言及しなかった。

また「キム本部長とスーザン・シュワブUSTR代表が先週の金曜日以降、韓国の牛肉市場を再開放し、米国牛肉に対する韓国消費者たちの信頼を回復する案について意見を取り交わし、進展を見せた」と明らかにした。それとともに「キム本部長とシュワブ代表が各政府と利害関係者たちとともに(交渉結果を)協議することになるとみられ、金本部長は今日ソウルに帰るが、2人は今後も連絡を取り合うことになる」と話した。

ワシントンの外交消息筋は「米牛肉輸出業者が自律規制を通じて30カ月型以上牛肉を韓国に輸出しないよう、米行政府が保障する具体的な案が用意された」と言った。

また「韓国は自主規制期間を1年、米国側は4カ月を主張したが、その間で両側は折衷したもようだ」とし「しかし両国代表団が合意内容を徹底的に緘口しており、詳しい内容は分かっていない」と付け加えた。



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