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李大統領「牛肉問題、深く反省する」

李明博大統領は19日「牛肉輸入問題」について「いくら急に解決しなければならない国家的懸案だと言っても国民が結果をどう受け入れるか、国民が何を望んでいるのかをきちんと考えなければならなかった」とし「私と政府はこの点に対し深く反省している」と述べた。

李大統領はこの日午後、青瓦台で特別記者会見を通じてこのように述べた。

李大統領は「10日、光化門一帯がろうそくで照らされたその夜、青瓦台後方の山に登り、果てしなく続くろうそくを眺めていた」とし「まっ暗な山の中腹に1人座り、街をびっしり埋めたろうそくの行列を見ながら、国民が安らかに暮らせるよう務められなかった自分を責めた」と吐露した。


韓米自由貿易協定(FTA)批准の必要性を力説してきた理由については「振り返ると、大統領に当選した後、焦っていたと思う。歴代政権の実績から鑑みたとき、就任1年以内に変化、改革を実現させなければ成功することができないと思った」とし「困難を乗り越えて先進国に跳躍しようとするなら、韓国経済の競争力を上げることが至急だが、韓米FTAの批准こそ、成長潜在力を上げる近道のひとつと判断した」と説明した。

国民の要求をまとめてすばやく「牛肉再交渉」を宣言できなかった理由については「米国産牛肉輸入をずっと拒否すれば韓米FTAが年内に処理される可能性がほとんどないと考え、米国との通常摩擦も予想された」と理解を求めた。

そして「国民が望まない限り月齢30カ月型以上の米国産牛肉が私たちの食卓に上ることが決してないようにする。米国政府の確固たる保障を取り付ける」とし「米国も同盟国である韓国民の意を尊重するものと期待している。政府は今回の件をきっかけに、すべての食品の安全性を確かなものとするため徹底的な措置を取る」と強調した。

今後の国政運営方向については「物価を安定させて庶民の生活をよく見ていくことを国政最優先とする。必ず経済を再生させる」とし「国内外の企業が安心して投資することができる環境を造成し、良い働き口を多く作りたい」と述べた。



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