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<米輸入牛肉問題>“月齢30カ月以上”禁輸に向けて詰めの調整へ

外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長とシュワブ米通商代表部(USTR)代表は17日午後、米ワシントン・USTR内の会議室で約2時間にわたって会談した。

この日、双方は、米国側が出した新しい提案を中心に実務協議を行った後、相次いで閣僚級会談を行った。金本部長は交渉に先立ち「米国側がさまざまな提案をしている」とし「われわれは実効性があるのかを検討し、国民の心配を解消するために熱心に交渉に臨んでいる」と述べた。

USTRのハメルスポークスマンは、交渉の雰囲気を尋ねる記者団に「非常に良かった(Pretty OK)」と答えた。ハメルスポークスマンは「技術的な協議をもっとしなければならない」とした後「韓国人消費者の信頼を回復するのを願っており、互いに合意できる方策を見いだすことを期待している」と話した。


同氏は「シュワブ代表が(メリーランド州やアナポリスで開かれている)第4回米中戦略経済対話に出席せずに牛肉交渉に臨んだ」とし「それは今回の交渉に(米国の)優先順位があるという意味」と強調した。

交渉では、韓国に輸出される牛肉が月齢30カ月未満というのを米政府が保証する輸出証明(EV)プログラムを適用する問題などをめぐって集中的に議論した。

駐米韓国大使館の高官は「民間の自主規制を米政府が実効性のある形で保障する案を見いだすのがカギだ」とし「実効性の強度をめぐって韓米間に依然として隔たりがある」と話している。

これに対し政府当局者は「民間の自主性を守りつつ米政府の実効性を確保する技術的な問題がかなり複雑な方だが、双方の交渉は順調に進んでいる」と述べた。



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