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韓流スターのソン・スンホンが日本最大民営放送フジテレビからNHKペ・ヨンジュンの対抗馬に選ばれた。
フジテレビ関連会社に50億ウォン(約5億円)で販売されたソン・スンホン主演のMBC(文化放送)ドラマ「エデンの東」(脚本ナ・ヨンスク、演出キム・ジンマン)は日本で、韓国と同じ50話で放送されることになった。
日本のドラマ放送時間は50分前後で、韓国に比べて20分ほど短いため、韓国ドラマが日本で放送される場合、回数が調整され、エンディングなど一部の場面の編集も行われてきたが、「エデンの東」は韓国の放送がほぼそのまま放映される異例のケースとなる。
またフジテレビは、香港・マカオなど「エデンの東」海外ロケに映像チームを派遣し、ソン・スンホンをはじめとする主演俳優の演技場面や作品の全般的な進行状況を取材することにした。 7月末に予定された日本ロケも集中的に扱う計画で、来年上半期に予定された日本での放送に対応してスペシャルプログラムの制作も準備している。
フジテレビがこのようにソン・スンホンと「エデンの東」に格別に力を注いでいるのは、韓流で主導権を握るNHKに対抗するためと観測されている。 NHKは「冬のソナタ」とペ・ヨンジュンで韓流ブームを起こして以来、ペ・ヨンジュンに代表される韓流スターおよびドラマを掌握してきた。
フジテレビは「天国の階段」「美しき日々」「悲しき恋歌」などで対抗したが、06年以降は韓流ドラマに対して門戸を閉ざした。 「エデンの東」でおよそ2年ぶりに韓流に門戸を開き、ソン・スンホンを代表韓流スターに選んだ。
「エデンの東」の関係者は「最近NHKで放送されている『太王四神記』が日本で期待されたほどの成果を上げていないので、この機会にフジテレビが韓流の主導権を握ろうと大攻勢をかけているようだ。 フジテレビはソン・スンホン以外にも数人の大型韓流スターとの提携を進めている」と伝えた。
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