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「2014年・世界水素エネルギー会議」光州で開催

水素エネルギーの未来について話しあう国際シンポジウムが全羅南道光州市(チョンラナムド・クァンジュシ)で開催される。

光州市は17日「オーストラリア・ブリスベンで開かれている世界水素エネルギー会議(WHCE)の理事会が、2014年・第20回会議の開催地に光州を選んだ」と発表した。

WHECは、水素エネルギーや燃料電池分野を扱う世界的な学術シンポジウムで、韓国での開催は初めてだ。2014年の同会議誘致には、光州のほか、米国のフェニックス、イギリスのロンドン、南アフリカ共和国のケープタウン、ブラジルのサンパウロ、シンガポールなど6カ国、8都市が競合した。


崔鍾晩(チェ・ジョンマン)誘致団長は「水素エネルギー会議の誘致は、原油高により新・再生エネルギーへの関心が高まる中で達成された成果であるだけに有意義だ」とし「新・再生エネルギーの育成事業に活力を与えると期待している」と述べた。

同市は、同会議を機に水素エネルギーと燃料電池関連産業への関心を高め、地域関連産業が芽生える契機になるものと期待している。また新・再生エネルギーに関する世界レベルの最新情報を国内に提供する契機になるものとみている。

市は同会議を関連分野の専攻者と国内外の新・再生エネルギー関連企業が多数参加する「国際エネルギー学術の祭典」にするとしている。2014年6月15日から6日間にわたって行われる同会議には約2000人にのぼる学者と業界関係者が参加する予定で、広報効果とともに地域経済に及ぼす効果も大きいものと予想される。

市の分析によると、同会議の誘致で、47億ウォン(約4億7000万円)にのぼる直接的な生産誘発効果と39億ウォンの間接的な生産誘発効果など86億ウォンの生産誘発効果が期待できるとした。また地域のコンベンション産業が跳躍できる転機になるものと予想されている。これまで光州市は、国際美術展「光州ビエンナーレ」などを開催したことはあるが、大規模な国際学術シンポジウムは今回が初めてだ。



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