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現代車、ロシア輸入車市場1位を奪還

現代(ヒョンデ)自動車がロシアで輸入車販売1位の座を奪還した。

現代車はロシア輸入車市場において今年に入ってから先月まで、8万4745台を販売し、8万2929台を記録した米国のGMシボレーを抑えて1位になったと18日、明らかにした。10.3%のシェアで、昨年の同じ期間の2倍以上を販売し、フォード(7万8396台)とトヨタ(7万446台)がその後に続いた。現代車は今年に入ってから2月までの累計販売台数が2万9441台で1位に躍り出たが、3、4月の累積販売量では、現地組立工場の稼働により供給を増やしたシボレーに1位の座をしばし譲った。

現代車のホ・ジョンワン部長は「クリック(現地名ゲッツ)、ベルーナ(現地名アクセント)、アバンテ(現地名エラントラ)など、主力車種の販売が好調で、3カ月ぶりにトップの座を奪還できた」と説明した。石油価格高騰による消費者の小型車志向現象も販売の増加に一役買った。たとえばクリックの売上げは昨年同じ期間の3.8倍の1万7624台が、ベルーナは2倍近い3万3604台、アバンテは2.5倍の7112台を記録した。アバンテはロシアだけではなく、中南米と中東などの新興市場で人気が高く、車の引き渡しまでに平均4カ月待ちの状態が続いている。


現代車の関係者は「今年の下半期中に、プレミアムセダンのジェネシスと高級SUV(スポーツタイプ多目的車)ベラクルーズの販売を開始し、ロシア市場の攻略に努力する」と話した。





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